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2026.8.28

鈑金塗装のマスキングとは?|きれいな塗装を支える細かな仕事を紹介

鈑金塗装というと、スプレーガンを使って車を塗っている姿をイメージする方が多いかもしれません。

しかし実際には、塗装の工程の中でスプレーガンを使って塗っている時間はほんの一部です。

きれいな塗装に仕上げるためには、塗るまでの「下準備」がとても重要です。

表面を整えたり、汚れや油分を落としたり、塗料を付けたくない部分を保護したり。

こうした一つひとつの下準備が、最終的な仕上がりにつながっています。

その中の一つが**「マスキング」**です。

マスキングとは、塗料を付けたくない部分をテープや専用の資材で覆って保護する作業。

一見すると地味に見える工程ですが、きれいな塗装をするためには欠かすことのできない大切な仕事です。

マスキングは何のためにする?

車を塗装すると、スプレーガンから噴霧された塗料は塗装するパネルだけに飛ぶわけではありません。

細かな塗料のミストが周囲にも飛散します。

そのため、

・ガラス
・タイヤ
・ライト
・モール
・隣接するパネル
・車内やエンジンルームにつながる部分

など、塗料を付けたくない場所を事前に保護します。

この作業がマスキングです。

塗装する場所や修理内容によって、毎回まったく同じようにマスキングすればいいわけではありません。

「どこまで塗装するのか」

「どこを保護する必要があるのか」

「どこから塗料が入り込む可能性があるのか」

などを考えながら作業していきます。

実はかなり細かい作業です

大きなビニールを車にかぶせれば終わり、という仕事ではありません。

細かな部分にはマスキングテープを貼り、塗料が入り込まないように処理していきます。

曲線に沿ってテープを貼ったり、細かな隙間を塞いだりする作業もあります。

雑に作業してしまえば、本来塗料が付いてはいけない場所に塗料が付いてしまうこともあります。

反対に、必要な部分まで覆ってしまえば、きれいに塗装できません。

だからこそ、

「どこを塗って、どこを塗らないのか」

を考えながら丁寧に作業する必要があります。

マスキングにも、たくさんのテクニックや考え方がある

マスキングは、ただ塗料が付かないように紙やビニールを貼ればいいという作業ではありません。

実際には、マスキング一つをとってもさまざまなテクニックや考え方があります。

例えば、必要以上に紙やテープを使わず、できるだけ資材を無駄にしない貼り方。

作業時間を短縮するために、できるだけ効率よくマスキングする方法。

塗装中にゴミやホコリが舞いにくくなるように、車のどこを、どのように覆うのか。

そして塗装時スプレーガンを動かしたときに、マスキングした紙やビニールが邪魔にならないよう、実際の塗装作業まで想像した貼り方も必要です。

きれいに貼ることだけが正解ではありません。

「どうすれば資材を節約できるか」

「どうすれば早く作業できるか」

「どうすれば塗装しやすい状態を作れるか」

「どうすればよりきれいな仕上がりにつながるか」

こうしたことを考えながら作業するのも、マスキングという仕事の一部です。

一見すると単純に見える作業でも、経験を積むほど効率や仕上がりに差が出てきます。

マスキングも、鈑金塗装職人が身につけていく一つの技術です。

マスキングは細かい作業が好きな人に向いている?

マスキングは、

「細かい作業をするのが嫌いじゃない」

「一つの作業に黙々と集中できる」

「適当にやるより、きれいに仕上げたい」

という人には比較的取り組みやすい作業だと思います。

例えば、プラモデルや模型を作るのが好きだったり、DIYが好きだったり、細かな工作を始めるとついつい集中してしまったり。

そんな人が持っている「細かな作業を楽しめる」という性格は、鈑金塗装の仕事でも活かせることがあります。

もちろん、最初から上手にできる必要はありません。

どこにテープを貼るのか。

どこまで覆うのか。

どうすればきれいにマスキングできるのか。

実際の仕事をしながら、一つずつ覚えていきます。

未経験からでも覚えていける仕事です

鈑金塗装には、経験を積まなければできない難しい作業もたくさんあります。

しかし、未経験で入社した人が最初から一台の車を塗装するわけではありません。

まずは基本的な作業を覚えながら、少しずつできることを増やしていきます。

マスキングもその一つです。

最初は先輩に教えてもらいながら作業する。

少しずつ一人でできる範囲が増える。

やがて、車や修理内容を見ながら自分で考えてマスキングできるようになる。

一つひとつの小さな作業を覚えていくことが、鈑金塗装の技術につながっていきます。

マスキングが終わったら、いよいよ塗装へ

マスキングが完成すると、車は普段とはまったく違う姿になります。

塗装する部分だけを残して、車の大部分が紙やビニールなどで覆われた状態です。

ここまで準備して、ようやく本格的な塗装作業に入ることができます。

華やかに見える塗装の裏側には、こうした地道な準備があります。

きれいな塗装は、スプレーガンを握っている時間だけで作られているわけではありません。

塗る前の仕事も、仕上がりを作る大切な仕事です。

鈑金塗装にはいろいろな仕事があります

株式会社ボディサービススズキでは、愛知県海部郡飛島村で事故車の鈑金塗装を行っています。

鈑金塗装という仕事には、

車を分解する。

へこみを直す。

パテで形を整える。

下地を作る。

色を作る。

マスキングする。

塗装する。

磨く。

組み付ける。

といった、さまざまな工程があります。

「車の仕事に興味はあるけど、自分にできるか分からない」

という方もいると思います。

でも、最初からすべてができる人はいません。

一つずつ仕事を覚えて、できることを増やしていくのが技術職です。

細かな作業が好き。

ものづくりが好き。

車が好き。

何か一つ技術を身につけたい。

そんな方に、鈑金塗装という仕事を知ってもらえたらと思います。

株式会社ボディサービススズキでは、鈑金塗装の仕事に興味のある方を募集しています。

詳しい仕事内容や募集内容については、採用情報をご覧ください。

 

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鈴木 和行
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